udon109の日記

30代会社員。調べてみたことや考えたことの記録。

住宅着工戸数と出生数について

少子高齢化による人口減が進む中、空き家問題が表面化しつつある一方、住宅着工戸数は景気の指標として重要視されています。

2016年は出生数が1百万人を切った一方で、住宅着工戸数も同じく1百万人ということで、ほぼ同数となっています。人口も減っているなかで、造りすぎではなかろうかという疑問が生じてきます。過去はどういった推移だったのか気になり、調べてみました。

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バブル期に着工数が増えて以降は、おおむね漸減しています。景況等による増減はありますが、だいたい出生数と1対1で推移しています。世帯数は核家族化と晩婚化により増加しており、その需要増に応じるため、着工数が維持されてきたのでしょうか。

どのくらいが、適正な住宅着工戸数といえるのか気になるところです。